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AI研修おすすめ10選|企業向けに形式・対象・費用を比較【2026年最新】

公開:2026年10月2日|実践型AI講座Biz編集部
AI研修おすすめ10選|企業向けに形式・対象・費用を比較【2026年最新】

「経営者から『AI研修を入れてほしい』と言われたが、どの会社を選べばよいか分からない」。そんな悩みをよく聞きます。AI研修には、会場で受ける講座、動画で学ぶeラーニング、専任の担当者が伴走する型まで幅があります。料金を公開していないサービスも多く、比べにくいのが実情です。

この記事では、企業向けのAI研修10サービスを、形式・料金の目安・向いている会社で比較します。順位はつけず、「どんな会社に合うか」で書き分けました。

あわせて、選ぶときの3つのポイント、研修形式ごとの違い、従業員10〜30名の会社が導入で失敗しない進め方を、そのまま使える雛形つきで解説します。

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目次
  1. 企業向けAI研修おすすめ10選の比較表
  2. 企業向けAI研修を選ぶ3つのポイント
    1. ポイント1|誰に、何をできるようにしたいかを決める
    2. ポイント2|研修形式が社員の働き方に合うか
    3. ポイント3|費用の単位と、研修後のフォローを確認する
  3. 企業向けにおすすめのAI研修10選
    1. 1. 実践型AI講座Biz|1アカウントで社員何人でも見られる動画講座
    2. 2. バイテックBiz|専任コンサルタントが伴走するハンズオン型
    3. 3. インソース「ビジネス活用のためのAI・人工知能研修」|導入の進め方まで体系的に学ぶ公開講座
    4. 4. TIS「生成AIビジネス活用研修サービス」|IT知識がない人から技術面まで3メニュー
    5. 5. スキルアップAI|リテラシーから資格対策まで講座を分類
    6. 6. ブレインパッド「AIビジネスプランナー養成講座」|AI活用の企画を立てる力を育てる
    7. 7. ビズアップ総研「生成AI講座 第2弾 ChatGPT実践編」|全5回、ライブで講師に質問できる
    8. 8. 東京ITスクール|オンライン・集合・ハイブリッドから選べる
    9. 9. エフアンドエムビジネススクール「生成AI実践講座」|中小企業向けのオンライン講座
    10. 10. AI研究所「AI機械学習・ディープラーニング完全攻略セミナー」|機械学習の仕組みを1日で学ぶ
  4. 研修形式ごとの違い|集合研修・オンライン・eラーニング・伴走型
  5. 導入で失敗しないポイント
    1. インプットだけで終わらせない
    2. 全員に同じカリキュラムを当てない
    3. 社内ルールを研修と同時に決める
    4. 効果を測る仕組みを先に作る
    5. 推進役を1人決める
  6. 10〜30名の会社向け 導入の進め方(例)
  7. AI研修おすすめ10選に関するよくある質問
  8. まとめ|目的と対象を決めてから、形式と費用の単位で選ぶ

企業向けAI研修おすすめ10選の比較表

まず全体像です。下の表は、各サービスの公式ページで公開されている情報をもとに、形式と向いている会社を整理したものです。

サービス名 形式 料金の目安(2026年10月時点) 向いている会社
実践型AI講座Biz(当メディア運営会社のサービス) 動画講座(eラーニング) 月額19,800円(税抜) 少人数で全社員の基礎と職種別の実務を底上げしたい
バイテックBiz ハンズオン型・専任コンサルタントの伴走 要問い合わせ 業務への定着まで伴走してほしい
インソース「ビジネス活用のためのAI・人工知能研修」 公開講座 要問い合わせ AI導入を社内で進める担当者に体系的に学ばせたい
TIS「生成AIビジネス活用研修サービス」 3つの研修メニュー 要問い合わせ IT知識のない社員から、システム活用まで視野に入れたい
スキルアップAI 講座型(リテラシー・生成AI・資格対策) 要問い合わせ 資格取得も含めて段階的に学ばせたい
ブレインパッド「AIビジネスプランナー養成講座」 講座+ワークショップ 要問い合わせ DX推進リーダーや企画担当を育てたい
ビズアップ総研「生成AI講座 第2弾 ChatGPT実践編」 全5回のライブ受講+オンデマンド配信 要問い合わせ ChatGPTを実務で使い込みたい
東京ITスクール オンライン・eラーニング/集合/ハイブリッド 要問い合わせ 形式を柔軟に選びたい
エフアンドエムビジネススクール「生成AI実践講座」 オンライン 要問い合わせ 中小企業でオンライン受講したい
AI研究所「AI機械学習・ディープラーニング完全攻略セミナー」 1日講座(会場/ライブ配信/eラーニング) 要問い合わせ 機械学習の仕組みを短期で学びたい

※料金は2026年10月時点の情報です。実践型AI講座Biz以外は、当メディアが公式ページで金額を確認できなかったため「要問い合わせ」としています。人数や内容で見積もりが変わる研修も多いため、各社に直接確認してください。

※「向いている会社」は、当メディアが各サービスの公開情報から整理したもので、優劣の順位ではありません。カリキュラムや提供形式は変わることがあるので、申込前に公式サイトで最新情報を確認してください。

企業向けAI研修を選ぶ3つのポイント

比較表を見ても、「結局どれがうちに合うのか」は決めにくいものです。選ぶ前に、次の3点を社内で整理しておくと候補を絞り込めます。

ポイント1|誰に、何をできるようにしたいかを決める

最初に決めるのは「対象者」と「研修後にできるようになってほしいこと」です。全社員の底上げなのか、特定の部門や役職を育てたいのかで、合う研修はまったく変わります。

全社員向けなら、受講しやすさが重要です。時間や場所を選ばずに受けられるオンラインやeラーニングが選ばれやすくなります。特定の部門向けなら、その部門の業務とどれだけ結びついた内容かを重視します。

対象 研修後のゴール例 合う研修の傾向
全社員 ChatGPTやGeminiで文章の下書きや要約ができる。入力してはいけない情報を知っている eラーニング、基礎の公開講座
営業・企画などの特定部門 提案書、メール、SNS投稿の下書きを自分の業務でAIに作らせられる 実務演習が多い講座、伴走型
推進担当・管理職 自社のどの業務にAIを使うかを決め、社内ルールを作れる 企画・導入推進を扱う講座

ゴールは「AIを理解する」ではなく、「営業担当が週次報告の下書きをAIで作れる」のように、業務と動作で書くのがコツです。ゴールが具体的だと、研修会社への問い合わせでも話が早く進みます。

ポイント2|研修形式が社員の働き方に合うか

10〜30名の会社では、全員を同じ時間に集めるのは簡単ではありません。外回りの営業、シフト勤務の現場、来客対応のある事務など、働き方がばらばらだからです。

全員が同じ日に会場へ行く研修は、日程調整だけで負担になります。ライブ配信の講座はその場で質問できるのが利点ですが、欠席者が出たときに録画(オンデマンド配信)で見返せるかを確認しておきましょう。形式ごとの細かい違いは、後の章で表にまとめています。

ポイント3|費用の単位と、研修後のフォローを確認する

AI研修の料金は「1名あたり」「1回あたり」「月額の定額」など、数え方がサービスによって違います。1名あたりの料金なら、受講者が増えるほど総額が上がります。見積もりを取るときは、10名の場合と全社員の場合の両方で金額を出してもらうと比較しやすくなります。

もう一つ確認したいのが、研修が終わった後のフォローです。受講後に質問できる窓口があるか、教材を後から見返せるか、業務への定着を支援してくれるかを聞いておきましょう。研修当日だけで完結するサービスと、その後も続くサービスでは、同じ金額でも中身が違います。

企業向けにおすすめのAI研修10選

ここからは10サービスを一つずつ紹介します。内容は各社の公式ページで公開されている情報の範囲で書いています。料金や日程の詳細は、各公式サイトで確認してください。

1. 実践型AI講座Biz|1アカウントで社員何人でも見られる動画講座

実践型AI講座Bizの公式サイト
出典:実践型AI講座Biz 公式サイト(ai.nextprofit.org)

(当メディア運営会社のサービス)実践型AI講座Bizは、株式会社Essenceが運営する法人向けの実践型AI動画講座です。料金は月額19,800円(税抜、2026年10月時点)で、1アカウントで社員が何人でも視聴できます。人数が増えても料金は変わりません。同時に視聴したい場合はアカウントを追加します。動画は1,000本超あり、生成AIリテラシーやChatGPT・Geminiの基礎、画像生成AIの基礎といった基礎編から、営業向けセールスDX、SNS運用のコンテンツ作成、動画編集、AIドリブンマーケティング、チャットボット構築、事務書類作成の効率化などの実践編、AIガバナンスやチームマネジメントといった経営・管理職向けまでそろっています。大手企業顧問とAI専門家が監修しています。

24時間365日、スマホでも何度でも視聴できるため、外回りやシフト勤務の社員も空いた時間に学べます。全社員の基礎は共通の動画で、営業は営業向け、事務は書類作成向けと、職種ごとに見る動画を分けられるのが特徴です。動画で学ぶ形式なので、学んだ内容を自分の業務で試す時間を社内で決めておくと定着しやすくなります。契約前に無料デモを利用でき、申込から最短3日で使い始められます。詳しくは公式ページ(https://ai.nextprofit.org)で確認できます。

2. バイテックBiz|専任コンサルタントが伴走するハンズオン型

バイテックBizの公式サイト
出典:バイテックBiz 公式サイト(biz.bytech.jp)

バイテックBizは、実際に手を動かすハンズオン型の研修です。専任のAIコンサルタントが伴走する個別コンサル型で、会社の課題やゴールに合わせてカリキュラムをオーダーメイドで組むとしています。

研修プログラムの例として、Copilot Studio研修(Microsoftのツールを使う研修)が紹介されています。2026年4月には、法人向けの「Claude研修」の提供開始も告知しています。

向いている会社:研修を受けただけで終わらせず、自社の業務に組み込むところまで外部の支援がほしい会社。料金は要問い合わせのため、伴走の期間や範囲とあわせて見積もりを取りましょう。

3. インソース「ビジネス活用のためのAI・人工知能研修」|導入の進め方まで体系的に学ぶ公開講座

インソース「ビジネス活用のためのAI・人工知能研修」の公式サイト
出典:インソース「ビジネス活用のためのAI・人工知能研修」 公式サイト(insource.co.jp)

株式会社インソースの公開講座です。公開講座とは、複数の会社の受講者が一緒に受ける形式の講座のことです。生成AIを中心に、AIの基礎、ビジネスでの活用、プロンプト(AIへの指示文)の作り方、AI導入の進め方、費用対効果、倫理までを体系的に学ぶ内容です。

講座の目的は、業務改善や業務改革につなげ、自社でAI導入を推進できる実践力を養うこととされています。

向いている会社:社内でAI活用の旗振り役になる人を1〜2名決めて、まずその人に全体像を学ばせたい会社。公式ページの掲載から時間が経っているため、最新の日程や内容は公式サイトで確認してください。

4. TIS「生成AIビジネス活用研修サービス」|IT知識がない人から技術面まで3メニュー

TIS「生成AIビジネス活用研修サービス」の公式サイト
出典:TIS「生成AIビジネス活用研修サービス」 公式サイト(tis.jp)

TISの研修サービスで、研修メニューは3つ用意されています。生成AIの基礎から応用までを扱い、ITの専門知識がない人も対象としています。

メニューの一つ「生成AI講座」では、システムで生成AIを活用する際の技術的なポイントまで学べるとしています。

向いている会社:まずは一般社員の活用から始め、将来は社内システムへの組み込みも検討したい会社。各メニューの形式や料金は公開情報では確認できなかったため、問い合わせで確認しましょう。

5. スキルアップAI|リテラシーから資格対策まで講座を分類

スキルアップAIの公式サイト
出典:スキルアップAI 公式サイト(skillupai.com)

スキルアップAIは、講座を「デジタルリテラシー向上」「生成AI利活用スキル習得」「AI関連資格対策」などに分けて提供しています。ビジネスパーソン向けの「ビジネスパーソンのための対話型生成AI講座」があります。

G検定・DS検定(AIやデータ活用の知識を問う検定)の対策講座もあり、知識を資格という形で確認したい場合にも使えます。

向いている会社:基礎から段階的に学ばせ、資格取得も社員の目標にしたい会社。当メディアは法人向けページを確認できていないため、法人契約の条件は公式サイトで確認してください。

6. ブレインパッド「AIビジネスプランナー養成講座」|AI活用の企画を立てる力を育てる

ブレインパッド「AIビジネスプランナー養成講座」の公式サイト
出典:ブレインパッド「AIビジネスプランナー養成講座」 公式サイト(brainpad.co.jp)

ブレインパッドの講座で、対象はDX・AI活用を推進するリーダーや、AIプロジェクトの企画担当者です。ビジネスの課題にデータやAIを当てはめて解決策を立てる「プランニング」が中心になっています。

業界ごとのデータ活用事例を扱い、講座の後半にはワークショップ(受講者同士で手を動かす演習)があります。

向いている会社:ツールの使い方よりも「自社のどこにAIを使えば成果が出るか」を考えられる人材を育てたい会社。経営者自身や、次の幹部候補の受講も選択肢になります。

7. ビズアップ総研「生成AI講座 第2弾 ChatGPT実践編」|全5回、ライブで講師に質問できる

ビズアップ総研「生成AI講座 第2弾 ChatGPT実践編」の公式サイト
出典:ビズアップ総研「生成AI講座 第2弾 ChatGPT実践編」 公式サイト(info.ejinzai.jp)

ビズアップ総研の講座で、全5回構成です。リアルタイムで受講し、その場で講師に質問できます。後日のオンデマンド配信もあるため、当日参加できなかった回を後から見られます。

前半はChatGPTの無料版を使い、資料やマニュアルの作成、情報整理を学びます。後半はChatGPT Plus(有料版)のGPTs機能で独自のAIを作ったり、画像やファイルを解析したりします。GPTsとは、特定の役割や手順を覚えさせた自社専用のChatGPTを作れる機能です。

向いている会社:ChatGPTを実務で使い込みたい会社。ページには「初回無料」とありますが、2回目以降の料金や、後半の受講に有料版の契約が必要かどうかは公式サイトで確認してください。

8. 東京ITスクール|オンライン・集合・ハイブリッドから選べる

東京ITスクールの公式サイト
出典:東京ITスクール 公式サイト(tokyoitschool.jp)

東京ITスクールの生成AI研修は、オンライン・eラーニング、集合研修、ハイブリッド研修(会場とオンラインの組み合わせ)から形式を選べるとしています。内容のカスタマイズに対応し、現役エンジニアが講師を務め、専任担当者がフォローするとしています。

向いている会社:一部の社員は会場で、残りはオンラインでといった形で、形式を柔軟に組み合わせたい会社。当メディアが確認したのは同社のコラム記事のため、サービスの詳細は公式サイトで確認してください。

9. エフアンドエムビジネススクール「生成AI実践講座」|中小企業向けのオンライン講座

エフアンドエムビジネススクール「生成AI実践講座」の公式サイト
出典:エフアンドエムビジネススクール「生成AI実践講座」 公式サイト(ggbk.jp)

エフアンドエムビジネススクールの「生成AI実践講座(生成AIを実務で使うための基礎講座・初級)」は、中小企業向けをうたう講座です。オンラインで全国から参加でき、実務で使える実践型としています。

ページでは助成金の活用にも触れています。ただし、助成金の対象になるかは会社や訓練の条件で変わります。厚生労働省の公式情報で要件を確認してから判断してください。

向いている会社:地方にあって会場研修に参加しにくく、初級から実務で使える内容を学ばせたい中小企業。

10. AI研究所「AI機械学習・ディープラーニング完全攻略セミナー」|機械学習の仕組みを1日で学ぶ

AI研究所「AI機械学習・ディープラーニング完全攻略セミナー」の公式サイト
出典:AI研究所「AI機械学習・ディープラーニング完全攻略セミナー」 公式サイト(ai-kenkyujo.com)

AI研究所のセミナーは1日講座で、会場受講、オンラインのライブ配信、動画のeラーニングから受け方を選べます。機械学習やディープラーニング(データからパターンを学ぶAIの技術)でAIを作る方法を、短期集中で学ぶ内容です。AI学習の未経験者も対象としています。

向いている会社:ChatGPTなどを使う研修とは別に、AIがどう作られるのかを理解したい会社。生成AIの業務活用を目的にする場合は内容が合うか事前に確認しましょう。

研修形式ごとの違い|集合研修・オンライン・eラーニング・伴走型

同じ「AI研修」でも、形式によって向き不向きがはっきり分かれます。主な形式を表にまとめました。

形式 進め方 強み 注意点 向いている場面
集合研修(会場・社内) 決まった日時に集まって受講 講師に直接質問でき、受講者同士で話し合える 日程調整が大変。欠席者のフォローが必要 推進メンバーで集中的に学ぶとき
オンライン(ライブ配信) 決まった日時に各自の場所から参加 移動がいらず、その場で質問できる 時間は固定。録画があるか確認が必要 拠点が分かれている会社
eラーニング(動画) 好きな時間に動画を視聴 時間と場所を選ばず、何度でも見返せる 自分で進める必要があり、放置されやすい 全社員の基礎づくり
ハイブリッド 会場とオンラインを組み合わせる 社員ごとに参加しやすい方を選べる 運営の手間が増える 働き方が混在する会社
伴走型(コンサル) 専任担当が自社の課題に合わせて支援 自社業務への組み込みまで進めやすい 費用は個別見積もりになりやすい 定着や仕組み化まで任せたいとき

10〜30名の会社では、一つの形式だけで全員をカバーしようとしないのが現実的です。たとえば、全社員の基礎はeラーニングで各自が学び、推進役の1〜2名だけが企画系の講座や伴走型の支援を受ける、という組み合わせがあります。

この形なら、全員の時間を一度に止めずに済みます。推進役が学んだ内容を社内向けに共有すれば、外部の研修費をかける人数も絞れます。ライブ講座を選ぶ場合も、欠席者が録画で追いつける仕組みがあるかで使い勝手が大きく変わります。

導入で失敗しないポイント

AI研修でよくある失敗は、「受けて終わり」「全員に同じ内容」「業務とつながらない」「効果が分からない」の4つです。それぞれ、研修を選ぶ前から手を打てます。

インプットだけで終わらせない

研修を受けても、翌日から業務で使わなければ忘れてしまいます。受講後1週間以内に「自分の業務で1つ試す」課題を出しましょう。結果は短く共有してもらいます。

【研修後の実践課題】
氏名:
受講した内容:
試した業務:(例:取引先へのお礼メールの下書き)
使ったAI:(例:ChatGPT、Gemini)
AIに出した指示:
結果:うまくいった点/直した点
かかった時間:AIなし約◯分 → AIあり約◯分(自分の感覚で可)
次に試したい業務:

「かかった時間」は厳密でなくて構いません。本人の感覚でも、続けて記録すると社内で比べる材料になります。

全員に同じカリキュラムを当てない

営業と経理では、AIで楽になる業務が違います。基礎だけは全員共通にして、その先は職種ごとに学ぶ内容を分けましょう。

職種 共通で学ぶこと 職種別に学ぶこと
営業 生成AIの基礎、社内ルール 提案書・メールの下書き、顧客情報の整理
事務・総務 生成AIの基礎、社内ルール 書類作成、議事録の要約、マニュアル作り
広報・販促 生成AIの基礎、社内ルール SNS投稿の作成、画像生成、動画編集
管理職 生成AIの基礎、社内ルール AIガバナンス、チームでの活用の進め方

研修会社に問い合わせるときも、この表を見せると職種別の提案を受けやすくなります。

社内ルールを研修と同時に決める

AIを使い始めると、「顧客の名前を入れていいのか」という質問が必ず出ます。ルールがないと、慎重な社員は使わなくなり、そうでない社員は危ない使い方をしてしまいます。最初は1枚の簡単なルールで十分です。

【社内AI利用ルール(簡易版)】
1. 使ってよいAI:(会社が認めたサービス名を書く)
2. 入力してはいけない情報:
   ・顧客や取引先の個人名、連絡先
   ・契約金額、見積もりなど社外秘の数字
   ・社員の個人情報
3. AIの出力は必ず人が確認してから社外に出す
4. 迷ったときの相談先:(推進役の氏名)
5. ルールの見直し:3か月ごと

効果を測る仕組みを先に作る

研修の効果は、終わってから測ろうとしても材料がありません。始める前に「何で効果を見るか」を決めておきます。小さな会社なら、次の3つで十分です。

  • AIを業務で使った社員の人数(月ごと)
  • 社内で共有された活用例の数
  • よく使う業務での作業時間の変化(本人の記録)

この3つを月1回、推進役が集計します。数字が伸びない部署があれば、研修内容が業務に合っていない合図です。

推進役を1人決める

研修の申込、受講状況の確認、活用例の共有を担当する人を1人決めます。専任である必要はありません。業務時間のうち週に1〜2時間を推進役の仕事として認めるだけでも、進み方が変わります。

10〜30名の会社向け 導入の進め方(例)

最後に、研修を選んでから定着させるまでの流れを例として示します。期間は目安です。自社の繁忙期に合わせて調整してください。

時期 やること 担当
1週目 対象者とゴールを決める。社内ルールの案を作る 経営者・推進役
2〜3週目 候補を2〜3社に絞り、資料請求・無料体験・デモで比較する 推進役
1か月目 推進役と各部署の1名で試験的に受講する 推進役・各部署代表
2か月目 全社に広げる。実践課題の共有を週1回行う 全社員
3か月目 効果の3項目を確認し、継続・変更を判断する 経営者・推進役

2〜3週目の比較では、どの研修会社にも同じ質問をすると違いが見えやすくなります。次の質問リストをそのまま使ってください。

【研修会社への質問リスト】
1. 料金の単位は?(1名/1回/月額)10名と全社員の場合の総額は?
2. 受講形式は? 欠席者は録画で受講できるか?
3. 当社の業種・職種に合わせた内容にできるか?
4. 受講後に質問できる窓口はあるか? 期間は?
5. 教材は受講後も見返せるか?
6. 申込から受講開始までの期間は?
7. 契約前に無料体験やデモはあるか?
8. 契約期間の縛りと解約の条件は?

助成金の活用を考えている場合は、申込の前に要件を確認する必要があります。助成率、対象となる訓練の条件、申請のタイミングは制度の見直しで変わることがあるため、厚生労働省の公式ページや管轄の労働局で最新情報を確認してください。

AI研修おすすめ10選に関するよくある質問

AI研修に助成金は使えますか?
人材開発支援助成金などを活用できる場合があります。ただし、助成率や対象となる訓練の条件、申請のタイミングは制度の見直しで変わります。研修会社の説明だけで判断せず、申込前に厚生労働省の公式ページや管轄の労働局で自社が要件を満たすか確認してください。
従業員10名ほどの会社でも法人向けのAI研修を頼めますか?
受講人数の条件はサービスごとに違います。公開講座やeラーニングは少人数でも申し込みやすい形式です。伴走型や講師派遣型は最低人数や最低金額があることもあるため、問い合わせの際に「10名の場合の総額」を必ず確認しましょう。
オンラインやeラーニングでも効果はありますか?
形式よりも、研修後に業務で使う仕組みがあるかで効果が変わります。eラーニングは時間を選ばず何度でも見返せるのが利点です。受講後1週間以内に自分の業務で1つ試す課題を出し、結果を社内で共有すると定着しやすくなります。
何から始めればよいか分かりません。最初の一歩は?
まず「誰に、研修後に何ができるようになってほしいか」を1枚に書き出します。次に推進役を1人決め、候補を2〜3社に絞って無料体験やデモで比較します。いきなり全社員で始めず、推進役と各部署の1名で試してから広げると失敗が少なくなります。
ChatGPTは無料でも使えるのに、研修は必要ですか?
使うだけなら研修がなくても始められます。ただ、入力してはいけない情報の判断や、業務に合った指示の出し方は自己流だとばらつきます。全社員に共通の基礎と社内ルールをそろえる目的で研修を使うと、安全に、早く活用を広げやすくなります。

まとめ|目的と対象を決めてから、形式と費用の単位で選ぶ

企業向けAI研修は、会場の講座、ライブ配信、eラーニング、伴走型と幅が広く、合うものは会社の目的と社員の働き方で変わります。まず「誰に、何ができるようになってほしいか」を決め、次に形式と料金の単位、研修後のフォローを比べましょう。

10〜30名の会社なら、全社員の基礎は受講しやすい形式で、推進役は企画系や伴走型で、という組み合わせも現実的です。今週中に対象者とゴールを1枚にまとめ、候補を2〜3社に絞って質問リストで問い合わせることから始めてください。

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