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生成AIの社内勉強会の進め方|テーマ例・雛形と定着させる運営のコツ【2026年版】

公開:2026年10月5日|実践型AI講座Biz編集部
生成AIの社内勉強会の進め方|テーマ例・雛形と定着させる運営のコツ【2026年版】

社長から「来月からAIの勉強会をやって、みんなが使えるようにしてくれ」と頼まれた。でも社内に詳しい人はいません。自分もChatGPTにメール文を数回作らせた程度です。総務や経理と兼任なので、準備の時間もありません。そんな状況でこの記事にたどり着いた方も多いのではないでしょうか。

この記事では、専任担当がいない10〜30名の会社でも続けられる社内勉強会の進め方を解説します。1回30分のアジェンダ、6回分のテーマ表、案内文と「入れてはいけない情報」のルール雛形を載せています。内製・動画教材・外部講師の比較と、社長への報告テンプレートもあり、どれもそのままコピーして使えます。

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目次
  1. 生成AIの社内勉強会は「月2回・30分・1つ作って帰る」形で続ける
  2. 社内勉強会を始める前の基礎知識と他社の実例
    1. 生成AIとChatGPTの関係
    2. 他社の勉強会の実例
    3. 実例から見える、中小企業がつまずく点
  3. 社内勉強会の進め方|準備から第1回まで
    1. 担当者は「講師」ではなく「進行役」に徹する
    2. 参加したくなる案内文の雛形
    3. 第1回は「入れてはいけない情報」の1枚ルールから決める
    4. 1回30分のアジェンダ雛形
  4. テーマ例|毎回「自分の業務で1つ作って帰る」
    1. 聞いて終わりにしない理由
    2. 6回分のテーマ表
    3. その場で使えるプロンプトの3つのコツ
    4. ツールの使い分けは慣れてから扱う
  5. 内製・動画教材・外部講師の比較と費用の考え方
    1. 3つの進め方の比較
    2. 22名の会社での費用と時間の計算例
    3. 外部に頼むときの確認ポイント
  6. 社内勉強会でよくある失敗と対策
  7. 勉強会を定着させる仕組みと社員教育の続け方
    1. 後から入った社員が取り残されない仕組み
    2. 社長への報告テンプレート
    3. 教材と講師役を動画講座に任せる選択肢
  8. 生成AI 社内勉強会に関するよくある質問
  9. まとめ|担当者は進行役に回り、毎回「1つ作って帰る」勉強会を月2回続ける

生成AIの社内勉強会は「月2回・30分・1つ作って帰る」形で続ける

社内の生成AI勉強会は、「月2回・30分・毎回自分の業務で1つ作って帰る」形にします。担当者は講師役を1人で抱えず、教える部分は外の教材に任せます。当メディアは、これが専任担当のいない10〜30名の会社でも続く進め方だと考えています。

「月2回・30分」は当メディアが勧める目安で、効果を裏付ける数字ではありません。業務の合間に確保しやすく、前回の内容を忘れにくい間隔として置いています。全体の流れは次のとおりです。

段階 やること 担当者の作業 この記事の雛形
準備(開催の1〜2週間前) 目的・日程・使うツールを決めて案内する 社長の一言をもらう、時間と場所を押さえる 役割分担表、案内文
第1回 「入れてはいけない情報」のルールを決め、メールを1通作る ルール1枚を配って読み合わせる 1枚ルール、30分アジェンダ
2回目以降 業務テーマを1回に1つ扱い、各自1つ作って帰る 教材を流し、共有の時間を回す テーマ表、プロンプト例
定着 共有チャンネル、月1回の成果共有、入社者の見直し 利用状況をまとめて社長に報告する 入社者チェックリスト、報告テンプレート

この記事は、株式会社Essence・株式会社Zero-Oneを経営する著者の考えをもとに、当メディア編集部がまとめています。著者はベンチャー企業・中小企業のAI研修事業を手掛けています。ChatGPT・Gemini・Claudeなど主要AIすべてに課金し、ビジネスで使ってきました。

社内勉強会を始める前の基礎知識と他社の実例

生成AIとChatGPTの関係

生成AIは、文章や画像などを新しく作り出すAIの総称です。ChatGPTは、その生成AIを使った代表的なサービスの一つです。また、AIへの指示文を「プロンプト」と呼びます。初回の参加者が知っておく言葉は、この3つで足ります。

他社の勉強会の実例

検索で上位に出てくる他社の実例を、各社のブログから要点だけ紹介します。

会社 形式 分かったこと
ぷらっとホーム(2025年5月のブログ) 社長の「有志で、軽食を出して、夕方からゆるく1時間ぐらい」という一言から始まった。情シス部門が運営し、発表者4人が使い方を紹介 一番好評だったのは、Google Meetと生成AIを組み合わせた議事録の自動生成のデモ。普段AIに触れていない人ほど関心を示した
GO(2025年12月のブログ) チームで半年間実施。発表15分程度+議論15分。スライドを作らなくてよい、などのルールあり 「資料を作らなくてOK」が継続に良かった。一方で、行動が変わるところまでは繋がらなかったと振り返っている
グラファー(2026年1月更新のブログ) 業務のユースケースごとにプロンプト例を示す研修 研修後に「プロンプトを書くハードルが下がった」という声が出た

ぷらっとホームのブログには、参加者から出た質問も載っています。「どの生成AIを使ってる?」「無料版と有料版の違いは?」「自分の仕事でどう使えばいいかイメージが湧かない」「プロンプトはどう書けばいい?」の4つです。初回の前に、この4つへの答え方を考えておくと進めやすくなります。

実例から見える、中小企業がつまずく点

どの実例も、IT部門や開発チームがある会社の話です。専任がいない会社がそのまま真似すると、次の2点でつまずきやすくなります。

  1. 教える人がいない:情シス部門や、詳しい発表者がいることが前提になっている
  2. 聞いて終わる:GOのブログでは、今後はハンズオン(実際に手を動かす会)で補いたいとしている

この記事では、この2点を「担当者は進行役」「毎回1つ作って帰る」という形で解きます。

社内勉強会の進め方|準備から第1回まで

担当者は「講師」ではなく「進行役」に徹する

AIに詳しくない担当者が講師を引き受けると、毎回の教材作りと質問対応が1人に集まります。総務や経理を兼ねている人なら、数回で準備が追いつかなくなります。当メディアは、担当者の役割を「教える人」から「場を回す人」に定義し直すことを勧めます。

GOのブログでも、振り返りで「資料を作らなくてOKというのが、継続するために良いルール」と評価されていました。準備の負担を減らすことが、続けるための条件になっています。著者も「社員でも動画があれば簡単に内製化できる」と考えています。教える部分は動画や公開されている資料に任せ、社内の時間は手を動かすことに使います。

役割 誰が やること
進行役 AI担当になった人(例:総務課長) 日程の確保、教材の再生、時間管理、共有の声かけ
教材 動画講座、公開されている他社の資料や記事 その回のテーマを説明する
先行ユーザー すでにAIを使っている若手2〜3人 作業の時間に席を回って手伝う
社長 経営者 初回の冒頭で「業務時間でやってよい」と一言伝える
参加者 全社員(部署ごとに分けてもよい) 自分の業務の材料を持ってきて、1つ作る

参加したくなる案内文の雛形

「勉強会」と書くと、ベテラン社員ほど身構えます。案内では「自分の日報や議事録が楽になる30分」のように、得をする中身を先に書きます。

件名:【30分】日報・議事録が楽になるAIの時間(第1回 ◯月◯日)

お疲れさまです。総務の◯◯です。
社長の発案で、月2回・30分、AIで自分の業務を楽にする時間を設けます。
講義を聞く会ではなく、その場で自分の仕事を1つ片づける会です。

■日時:◯月◯日(◯)◯時〜◯時30分(業務時間内)
■場所:◯◯会議室(オンライン参加可:URL)
■持ち物:PCまたはスマホ/最近書いたメール1通(社名・氏名は伏せてOK)
■第1回の内容:
 ・AIに入れてはいけない情報のルール(5分)
 ・メールの下書きをAIで作ってみる(20分)
■事前準備:不要です。AIを使ったことがない方ほど歓迎です。

参加できない方には、後日、教材と手順を共有します。

第1回は「入れてはいけない情報」の1枚ルールから決める

当メディアは、第1回では使い方より先に、入れてはいけない情報のルールを決めることを勧めます。ルールが無いままだと、慎重な社員や経営者が「漏れたらどうする」とブレーキを踏みます。その結果、使う人と使わない人に分かれたままになります。安心して使える線引きが先にあるほうが、参加しやすくなります。

グラファーの公式ページを見ると、同社の基礎研修の内容にも「活用するときの注意点」が入っています。注意点は、研修の基礎の段階で扱う内容だということです。

ルールは最初から細かく作らなくて構いません。1枚にまとめ、第1回で読み合わせます。次は社内ルールの例です。法的な助言ではないため、自社の取引内容に合わせて直してください。

【生成AI利用ルール(第1版)】 ◯年◯月◯日 制定

1.入力しないもの
 ・お客様・取引先の氏名、住所、電話番号、メールアドレス
 ・社員の個人情報(給与、評価、健康に関すること)
 ・見積・契約の金額や条件など、社外に出していない情報
 ・パスワード、口座番号、システムのログイン情報
 ・公表前の商品、人事、経営に関する情報

2.入力するときの工夫
 ・名前は「A社」「Bさん」に置き換える
 ・金額や日付は、必要なければダミーに変える

3.出てきた答えの扱い
 ・AIの答えは下書き。社外に出す前に本人が読み直す
 ・数字、固有名詞、日付は元の資料と照らし合わせる

4.使ってよいツール:(会社が決めたもの     )

5.迷ったとき:入力する前に(担当者名)に相談する

正式な規程として整える段階になったら、生成AIの社内規定サンプルの雛形と作り方も参考にしてください。

1回30分のアジェンダ雛形

GOの勉強会は「発表15分+議論15分」でした。しかし、行動の変化までは繋がらなかったと振り返っています。そこで当メディアの雛形では、30分の半分を手を動かす時間にしています。

【生成AI勉強会 30分アジェンダ】
00:00〜03:00 前回から使ってみた人の共有(1人1分×2〜3人)
03:00〜10:00 今日のテーマを教材で見る(動画・資料)
10:00〜25:00 自分の業務で1つ作る(先行ユーザーが席を回る)
25:00〜30:00 できたものを1つ紹介/使ったプロンプトを共有チャンネルに貼る

進行役の準備は、テーマに合う教材を選ぶことと、30分を確保することだけです。

テーマ例|毎回「自分の業務で1つ作って帰る」

聞いて終わりにしない理由

講義を聞くだけでは、翌日からの業務で使われにくくなります。先ほどのGOの振り返りがその例です。一方、ぷらっとホームでは、普段AIに触れていない人ほど議事録の自動生成に食いつきました。自分の仕事が楽になる場面を見ると、関心が生まれます。

そこで当メディアは、勉強会を「自分の業務で1つ作って帰る場」にすることを勧めます。自分の日報や議事録で一度うまくいくと、それが毎日使うきっかけになるからです。持ち帰った成果物は、そのまま翌日の仕事に使えます。

6回分のテーマ表

テーマは、著者の会社でAIの効果が大きかった業務(MTG議事録、日報、書類作成、商談資料作成、会議資料作成)を中心に並べました。

回 テーマ 持ち帰る成果物 参加者が持ってくる材料
第1回 ルールとメールの下書き 実際に送るメール1通の下書き 最近書いたメール
第2回 議事録 議事録と、次にやることの一覧 直近の会議メモ
第3回 日報・報告書 自分専用の日報プロンプト 今週の日報
第4回 社内書類・案内文 社内向け案内文や手順書の下書き 書き直したい社内文書
第5回 商談資料・会議資料 資料の構成案(見出しと要点) 次の商談や会議の目的メモ
第6回 振り返りとツールの使い分け 自分のプロンプト集(3つ以上) これまでに作ったもの

材料は、1枚ルールに沿って社名や氏名を伏せてから持ってきてもらいます。議事録の回は、ChatGPT議事録プロンプト集の例をそのまま教材にできます。6回を終えたら、部署ごとの業務(営業のメール、SNS投稿、社内マニュアルなど)に広げていきます。

その場で使えるプロンプトの3つのコツ

グラファーのブログでは、うまくいかない例とうまくいく例を比べながら、次のようなコツを紹介しています。

  1. 読む人と形を指定する:商談メモを「同席していない営業マネージャー向けに、会社ごとに3行で」まとめさせる例のように、誰が読むか、どの長さかを書く
  2. 「指摘して」より「修正して」と頼む:誤字を探させるより、直した文を出させるほうがうまくいく
  3. 過去の文書を例として見せる:自社の書き方の見本を貼ると、出来が上がる

勉強会では、この3つを入れた次の形をそのまま配ります。

あなたは当社の(総務/営業)担当です。
以下の(会議メモ/商談メモ)を、(読む人)向けに、(形式:3行/箇条書き5つ)でまとめてください。
書き方は、下の「過去の例」に合わせてください。
誤字や分かりにくい表現があれば、指摘ではなく修正した文で出してください。

【過去の例】
(以前に書いた同じ種類の文書を貼る。社名・氏名は伏せる)

【メモ】
(今回の材料を貼る。社名・氏名はA社・Bさんに置き換える)

ツールの使い分けは慣れてから扱う

著者は「AIは作業内容によって変えて使うべき」と考えています。ツールごとに強みがあり、その強みに合わせて使うツールを変えるべきだという立場です。

ただし、初回からいくつものツールを並べると参加者が混乱します。第6回のように慣れてきた段階で、同じ材料を2つのツールに入れて結果を比べる回を作ります。どの作業にどのツールが合ったかは、社員が自分の業務で確かめた結果を共有チャンネルに残していきます。ぷらっとホームで出た「無料版と有料版の違いは?」という質問も、この回で扱います。会社として使うツールが決まったら、1枚ルールの4番に書き足します。

内製・動画教材・外部講師の比較と費用の考え方

3つの進め方の比較

社内勉強会の教え手には、大きく3つの選び方があります。

比べる点 内製(社内だけで回す) 動画教材を使って社内で回す 外部講師を呼ぶ
教える人 担当者や詳しい社員 動画(担当者は進行役) 外部の講師
担当者の準備 教材作りから質問対応まで テーマ選びと時間の確保 日程調整と要望の取りまとめ
費用の決まり方 社員の時間のみ 月額や人数(ID数)など契約の形による 時間、人数、カスタマイズの有無など
後から入った社員 担当者がもう一度教える 同じ教材を後から見られる もう一度依頼するか、記録を共有する
向いている会社 詳しい社員がいて、時間も取れる 専任がいない、入退社がある 自社業務に合わせた内容を短期間で入れたい

著者は「AIは外部(企業や人)がやると高すぎる」「社員でも動画があれば簡単に内製化できる」と考えています。専任がいない会社では、まん中の「動画教材を使って社内で回す」形が現実的だと当メディアは考えます。

22名の会社での費用と時間の計算例

外部サービスの料金は、ユースフルビジネスの公式ページ(2026年10月時点)を1社の例として使います。業界の相場ではありません。同社のeラーニングは月額350円/ID〜(年間契約、初期導入費用は別、税別)です。集合研修は1時間30万円(税別)で、研修内容・参加人数・開催形式によらず時間単価で決まります。少人数向けの人数単価プランもあります。

進め方 計算 結果 受けられる人
eラーニングを22名に1IDずつ 350円×22名×12か月 年92,400円〜(税別、初期導入費用は別) IDを持つ社員がいつでも
外部講師の集合研修を2時間 30万円×2時間 60万円(税別) その場にいた社員だけ
社内だけで月2回・30分 2回×0.5時間×22名 月22人時(費用ではなく社員の時間) 参加できた社員

内製はお金がかからない代わりに、社員の時間を使います。勉強会の時間を「月22人時」のように人時で示しておくと、教材費と並べて社長に説明しやすくなります。なお、グラファーのように料金を公式ページに載せず、会社ごとにカリキュラムを提案する研修もあります。形式別の費用の考え方は、AI研修の費用相場でも整理しています。

外部に頼むときの確認ポイント

外部の研修やサービスを検討するときは、次の点を確認します。

  • 社員のAIの理解度に合った内容か
  • 自社の業務に合わせてカスタマイズできるか
  • 料金が明確か
  • 研修後のフォローがあるか
  • 同じ業種・規模での実績があるか
  • 講師に、AIを自分の業務で使ってきた実務経験があるか

最後の項目は、著者の意見から加えたものです。著者は「AI研修はピンキリ」だと述べています。ビジネス経験が浅い20代が、はじめての起業で研修事業をしている例もあるといいます。体験会や打ち合わせで、講師が自社の業務を前提に話せるかを見ておくと安心です。

社内勉強会でよくある失敗と対策

著者はAI研修事業を手掛けるなかで、「AI研修をやってもらって社内に浸透していると感じている企業はかなり少ない」と見ています。これは調査の数字ではなく著者の実感です。ただ、勉強会がうまくいかない形には、共通するものがあります。

よくある失敗 起きること 対策
担当者1人に丸投げ 教材作りと質問対応で担当者が疲れ、数回で止まる 担当者は進行役。教材は外のもの、手伝いは先行ユーザーに任せる
聞いて終わる 「面白かった」で終わり、業務では使われない 30分の半分を作業にし、成果物を持ち帰る
1回のイベントで終わる 次の予定が無く、話題が消える 初回の時点で6回分の日程を押さえる
ルールが無い 慎重な人が使わず、使う人と使わない人に分かれる 第1回で1枚ルールを配る
全員がそろう日を待つ 開催が延び続ける 参加できる人で始め、欠席者は教材と手順を後から見る
記録が残らない 欠席者や後から入った社員が取り残される 教材・プロンプト・成果を共有場所に残す
効果を報告できない 社長の関心が薄れ、時間を取りにくくなる 月1回、決まった形で報告する

なかでも気づきにくいのが、記録が残らない失敗です。勉強会を開いた時点では問題になりません。しかし、半年後に入った社員が「AIの使い方を誰に聞けばいいか分からない」状態になります。次の章で、その防ぎ方を説明します。

勉強会を定着させる仕組みと社員教育の続け方

後から入った社員が取り残されない仕組み

著者は「AI研修は今いる社員しか受けられないから、資産性がない。新入社員が入ってきたり中途入社した人たちも見れるようにしておかないと意味がない」と考えています。10〜30名の会社では、1人の入社や異動の影響が大きくなります。勉強会の内容を会社に残し、入社した人が自分で追いつける形にしておきます。

残すものは次の3つです。

  1. 教材(各回で使った動画や資料のリンク)
  2. プロンプト集(共有チャンネルに貼られたもの)
  3. 1枚ルールの最新版

入社した人には、次のチェックリストを渡します。

【AI活用 入社時チェックリスト】
□ 生成AI利用ルール(最新版)を読んだ
□ 第1回〜第3回の教材を見た
□ 共有チャンネルのプロンプト集から3つ試した
□ 自分の業務で1つ作り、共有チャンネルに投稿した
□ 困ったときに相談する先行ユーザーを確認した(担当:   )

社長への報告テンプレート

社長に勉強会を続けてもらうには、何が変わったかを見える形で伝える必要があります。月1回、次の形で報告します。数字の目標は会社の状況に合わせて社長と決めてください。

【生成AI勉強会 月次報告(◯月)】
1.実施状況:開催◯回/参加◯名(対象◯名)
2.業務での利用:
 ・共有チャンネルに投稿されたプロンプト:◯件
 ・使われ始めた業務:議事録、日報、(   )
3.社員の声(2〜3件):
 ・「        」(◯◯部 ◯◯さん)
4.困っていること・ヒヤリとした入力:
5.来月やること:第◯回テーマ(   )、ルールの見直し(あり/なし)

報告では「誰が、どの業務で使い始めたか」と「来月何をするか」をそろえて出します。そうすると、次の時間や予算の相談につなげやすくなります。

教材と講師役を動画講座に任せる選択肢

著者が経営する会社でも、AI動画講座を使ってAIを内製化して導入しています。MTG議事録、日報、書類作成、商談資料作成、会議資料作成、SNS運用、ブログ記事作成などがAIでほぼ完結し、社員の残業も減ったといいます。著者の実績は「社内にAI導入を行い業務効率を400%UP」です。著者は「AIは今後長期間使われるからこそ、動画講座で会社に資産を残すべき」と考えています。

勉強会の教材の選択肢の一つが、当メディアを運営する株式会社Essenceの実践型AI講座Bizです。法人向けの実践型AI動画講座で、2026年10月時点で月額19,800円(税抜)です。1アカウントで社員何人でも視聴でき、同時に視聴したい場合はアカウントを追加します。動画は1,000本超あり、生成AIリテラシーやChatGPT・Geminiの基礎、事務書類作成の効率化、営業向けセールスDX、経営・管理職向けのAIガバナンスなどがあります。大手企業顧問とAI専門家が監修し、24時間365日、スマホでも視聴できます。アジェンダの「教材を見る7分」に流し、欠席者や入社した人には同じ動画を後から見てもらう使い方ができます。契約前に無料デモを利用できるので、テーマ表と並べて社長に見せる比較材料にしてください。ほかの動画サービスとの比べ方は、AI研修eラーニングおすすめ4選にまとめています。

生成AI 社内勉強会に関するよくある質問

AIに詳しい社員がいなくても社内勉強会は開けますか?
開けます。担当者は講師ではなく進行役に徹し、テーマの説明は動画や公開されている資料に任せます。社内の時間は各自が自分の業務で1つ作ることに使います。すでにAIを使っている若手に席を回って手伝ってもらえば、詳しい人がいなくても回せます。
勉強会は業務時間内と業務時間外のどちらでやるべきですか?
当メディアは業務時間内を勧めます。持ち帰る成果物が日報やメールなど、実際の業務そのものだからです。有志の時間外開催だと、もともと関心のある人だけが集まりやすくなります。初回に社長から「業務時間でやってよい」と伝えてもらうと、参加しやすくなります。
全員が同じ時間に集まれない場合はどうすればいいですか?
全員がそろう日を待たず、参加できる人で始めます。欠席者には、その回の教材と使ったプロンプトを共有場所で渡します。後から自分で1つ作って、共有チャンネルに投稿してもらいます。動画教材を使えば、欠席者も同じ説明を後から見られます。
生成AIの社内ルールはどこまで作ってから始めればいいですか?
最初は「入力しないもの」「出てきた答えの扱い」「迷ったときの相談先」を書いた1枚で足ります。第1回で読み合わせ、勉強会で出た疑問に合わせて書き足していきます。正式な規程は、運用が回り始めてから整えても間に合います。
勉強会の資料や教材はどう用意すればいいですか?
担当者が一から作る必要はありません。動画講座や、他社が公開している資料・記事を教材にします。GOのブログでも、スライドを作らなくてよいというルールが継続に役立ったと振り返っています。担当者の準備は、テーマ選びと時間の確保に絞ります。

まとめ|担当者は進行役に回り、毎回「1つ作って帰る」勉強会を月2回続ける

生成AIの社内勉強会は、月2回・30分で、毎回自分の業務で1つ作って帰る形にすると続けやすくなります。第1回は使い方より先に「入れてはいけない情報」の1枚ルールを決めます。担当者は講師ではなく進行役に回り、教える部分は動画などの教材に任せます。

次にやることは3つです。案内文の雛形で第1回の日程を決めます。6回分のテーマ表から最初の3回を選びます。1枚ルールを自社向けに直します。

教材作りと講師役を自分で続けるのが重いと感じたら、動画講座の無料デモなどで教材を比べてから社長に相談すると、判断材料がそろいます。

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運営者の経歴・実績
  • ChatGPT,Gemini,Claudeなど主要AIすべてに課金しビジネスに使用経験あり
  • 株式会社Essence,株式会社Zero-Oneを経営
  • ベンチャー企業,中小企業のAI研修事業を手掛ける
  • 社内にAI導入を行い業務効率を400%UP
  • 大手企業顧問(SNSフォロワー32万人),AI専門家とAI動画講座を監修

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