生成AIセキュリティ研修おすすめ6選情報漏洩を防ぐ内容と20名の費用比較【2026年】
社員が個人の無料ChatGPTで見積メールを書いていた。社長からは「漏洩が怖いから研修を入れて」と言われた。この記事は、そんな10〜30名の会社の担当者に向けて書いています。
セキュリティの学習内容を公式ページで確かめられた6つの研修を比べました。どれを選び、いくらかければよいかを先にお答えします。1番目は当メディア運営会社のサービスです。その点を明記したうえで、ほかの研修と並べています。
全社員がAI人材に。
- 動画1,000本超。基礎から営業・SNS・事務の実務活用まで
- 1アカウントで社員何人でも。24時間365日見放題
- 契約前に無料デモで実際の講義を確認できます
日本語の上位記事5本を読み、内容と費用の書き方を比べました。研修サービスの公式ページ10件と、IPA・厚生労働省・個人情報保護委員会・Googleなどの一次資料も確認しています。料金は各社の公式価格をもとに、10・20・30名の金額と、後から入社した社員の追加費用に計算し直しました。図解は4枚です。
目次
生成AIセキュリティ研修の結論10〜30名なら動画型で全員をそろえる

10〜30名の会社は、全員の基礎とルールを人数で料金が増えない動画型でそろえ、深い演習が要る人だけ講師型を足すのが結論です。
理由は3つあります。
- 漏洩のきっかけは社員の「うっかり入力」
- 一部の人だけ学んでも事故は防げない
- 入社した人にも初日から同じ内容が要る
情報処理推進機構(IPA)の「情報セキュリティ10大脅威 2026」(2026年1月29日発表)では、組織編の3位に「AIの利用をめぐるサイバーリスク」が入りました。想定される中身には「不十分な理解に起因する意図しない情報漏えい」が挙がっています。使う人の理解不足そのものがリスクだということです。
目的に近いものから選んでください。
- 全員の基礎とルールを安くそろえたい → 実践型AI講座Biz
- 毎年新入社員が入る → Schoo
- 今いる社員に1回ずつ受けさせたい → AVILEN
- 20名以上で質問の場もほしい → DMM 生成AI CAMP
- 推進役を深く育てたい → SHIFT AI for Biz
- 専門の講師から学びたい → Uravation
| サービス | 形式 | 料金の目安 (2026年10月時点) |
10〜30名 との相性 |
|---|---|---|---|
| 実践型AI講座Biz (当メディア運営) |
動画・会社定額 | 月19,800円(税抜) | ◎人数で増えない |
| Schoo | 動画・ID課金 | 1ID 1,650円(最少20ID) | △最低20ID |
| AVILEN | eラーニング | 1人22,000円(税込) | ○1人ごと |
| DMM 生成AI CAMP | 動画+ライブ | 要問い合わせ | △20名以上 |
| SHIFT AI for Biz | 動画+研修 | 1名300,000円(税抜) | ×1人30万円 |
| Uravation | 講師型 | 1回25〜40万円(税別) | ○1回ごと |
※ 人数で料金が増えるか・最低人数の条件・1人あたりの負担で付けた当メディアの評価です(◎人数で増えない ○人数や回数に応じて増える △最低人数の条件あり ×1人あたりの負担が大きい)
研修は「何を入れてはいけないか」を伝える手段で、中身を決めるのは会社です。ルールの決め方はChatGPTの情報漏洩対策で解説しています。
選ぶ基準は3つ使う社員向け・業務とセット・後から届く

研修は「使う社員向けか」「禁止事項と使い方がセットか」「後から入る人にも届くか」の3つで選びます。
基準1|「AIを使う社員」向けの研修か
「生成AI セキュリティ 研修」で検索すると、AWS・Coursera・Udemyなど英語のエンジニア向け講座が多く出ます。これはAIを作る側・守る側の研修です。講師型でも、Uravationの標準コースは情報システム担当・開発チーム向けで、AIを外部とつなぐ鍵(APIキー)の管理まで扱います。
IT企業ではない10〜30名の会社は、AIを使う社員向けの研修を選ぶべきだと当メディアは考えます。会社はAIを使う側で、事故は社員のうっかり入力から起きるからです。中身に次の3つが入っているかを見てください。
- 情報漏洩(入れてはいけない情報)
- 著作権(他人の作品を侵していないか)
- 誤情報(AIがもっともらしい誤りを出すこと)
基準2|禁止事項と、業務での使い方がセットか
IPAが挙げたのは「不十分な理解」から起きる漏洩でした。理解とは、禁止事項を知ることと、どこまでなら使ってよいかが分かることの両方です。
当メディアは、最初の研修では「入れてはいけない情報」と「自分の業務1つの時短」を組み合わせるべきだと考えます。禁止事項だけでは「使わないのが一番安全」と受け取られやすいからです。怖さと「自分には関係ない」という感覚を、同時に取り除けます。営業や事務など、業務別の使い方も学べるかを確かめましょう。
基準3|後から入る社員にも届くか
著者は「研修は今いる社員しか受けられないから資産性がない。新入社員や中途入社の人も見られるようにしておかないと意味がない」と考えています。セキュリティのルールは、入社したその日から必要です。
- 録画や動画が社内に残るか
- 入社した人に追加費用がかかるか
- 何度でも見直せるか
全員を同じ時間に集めにくい会社ほど、この基準が効きます。形ごとの違いはAI研修の形式を比較にまとめました。
全社員がAI人材に。
- 動画1,000本超。基礎から営業・SNS・事務の実務活用まで
- 1アカウントで社員何人でも。24時間365日見放題
- 契約前に無料デモで実際の講義を確認できます
生成AIセキュリティ研修おすすめ6選中身を公式ページで確認

セキュリティの学習内容を公式ページで確かめられた6つを、向いている会社別に紹介します。
中小企業のAI研修事業を手がける著者は「AI研修はピンキリ。研修を受けて社内に浸透していると感じている企業はかなり少ない」と見ています。そこで名前ではなく、上の3つの基準で絞りました。AirCourse・Udemy Business・UMU・Aidemy Businessは、セキュリティの講座を公式ページで確かめられなかったため外しています。
実践型AI講座Biz全員が見られる会社定額の動画講座

(当メディア運営会社のサービス)
- 特徴:動画1,000本超。生成AIリテラシーとAIガバナンスの講座あり
- 料金:月額19,800円(税抜)。1アカウントで社員何人でも視聴可
- 向いている会社:入社した人にも同じ動画を見せたい会社
- 注意:セキュリティ専門の研修ではない。同時視聴はアカウント追加が必要
Schoo for Business新入社員向けのセキュリティ研修パッケージ

- 特徴:AI著作権の授業(30分)や非エンジニア向けの授業あり
- 料金:1ID 1,650円、最少20IDから
- 向いている会社:毎年新卒・若手が入る20名以上の会社
- 注意:20名未満でも20ID分かかる。月額か・税の扱いは公式で未確認
AVILEN 生成AIリテラシー研修1人ずつ申し込めるeラーニング

- 特徴:学習目標に「生成AIを使用するうえでのリスクを知る」
- 料金:1人22,000円(税込)
- 向いている会社:今いる社員に1回ずつ受けさせたい会社
- 注意:人数分だけ費用が増え、入社した人の分は追加でかかる
DMM 生成AI CAMP 法人向け毎日のライブ講座つき

- 特徴:機密情報・個人情報の安全な扱い方を学べる。毎日60分のライブ講座あり
- 料金:要問い合わせ
- 向いている会社:20名以上で質問の場もほしい会社
- 注意:対象は20名以上の企業。料金は公開されていない
SHIFT AI for Bizリスク管理コースのある伴走型

- 特徴:リスク管理コースでガイドライン作りの要点を学べる
- 料金:標準コース1名300,000円(税抜。eラーニング5万円+研修25万円)
- 向いている会社:推進役1〜2名を深く育てたい会社
- 注意:全員が受けると20名で600万円(税抜)になる
Uravation 生成AIセキュリティ研修専門講師に学ぶ講師型

- 特徴:セキュリティに特化。入力データの線引きを扱う
- 料金:全社向けセミナー90分で1回25〜40万円、全従業員向け60分録画は1社30万円(いずれも税別)
- 向いている会社:専門家から直接学びたい会社
- 注意:録画を社内でどこまで繰り返し使えるかは契約前に確認
10〜30名ならいくらかけるか年25万円前後が目安

10〜30名の会社なら、全員分の研修費は年25万円前後を目安にし、人数で増えない形を選ぶのが妥当です。
- 講師型の全社セミナー1回分(公式価格で25〜40万円・税別の例)が目安
- 同じくらいの額で、会社定額の動画型なら1年間全員が見られる
- 入社した人の分が増えなければ、翌年も予算がぶれない
全員分を講師型にする必要はない、と著者は考えています。著者は「AIは外部に任せると高すぎる。社員でも動画があれば内製化できる」と判断し、自身が経営する会社でAI動画講座を使って内製化しました。今では議事録・日報・書類作成・商談資料・SNS運用などがAIでほぼ完結し、社員の残業も減ったといいます。
人数別・研修の形別の金額
各社の公式ページの料金(2026年10月時点)から計算した金額です。
| 研修の形(例) | 10名 | 20名 | 30名 |
|---|---|---|---|
| 会社定額の動画型 (Biz・年額・税抜) |
237,600円 | 237,600円 | 237,600円 |
| ID課金の動画型 (Schoo・年額) |
396,000円 | 396,000円 | 594,000円 |
| 1人ごとのeラーニング (AVILEN・税込) |
220,000円 | 440,000円 | 660,000円 |
| 講師型の全社セミナー (Uravation・税別) |
25〜40万円 | 25〜40万円 | 25〜40万円 |
| 伴走型 (SHIFT AI・税抜) |
300万円 | 600万円 | 900万円 |
※ Schooは1IDあたり月1,650円と仮定し、最少20IDで計算(税の表記は未確認)。AVILEN・SHIFT AIは受講1回分、Uravationはセミナー1回分です。
後から入る社員と最低人数で差がつく
20名の会社に、後から3名が入社した場合の追加費用です。
- 実践型AI講座Biz:0円
- Schoo:1,650円×3名×残りの月数
- AVILEN:66,000円(税込)
- SHIFT AI for Biz:900,000円(税抜)
最低人数にも注意が要ります。18名の会社がSchooを使うと、使わない2ID分も払うことになります。料金の単位をそろえた比べ方は月額・定額のAI研修おすすめ7選でも紹介しています。
研修費には、人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース)を使える場合があります。厚生労働省の案内では、中小企業の訓練経費の助成率は75%で、訓練の前に計画届が要ります。支給は審査で決まるので、「出なくても払う価値があるか」で選ぶのが安全です。詳しくはAI研修に使える助成金をご覧ください。
商工会議所などの無料セミナーは入口として役立ちますが、後から入る社員には届きません。実践型AI講座Bizのガバナンスやリテラシーの動画が自社に合うかは、契約前の無料デモで確かめられます。申込から利用開始までは最短3日です。
生成AIセキュリティ研修に関するよくある質問
- 研修だけで生成AIからの情報漏洩は防げますか?
- 研修だけでは防げません。研修はルールを全員に伝える手段です。入れてはいけない情報のルールと、入力を学習に使わない法人向けプランもあわせて必要です。たとえばGoogle WorkspaceのGeminiでは、組織のデータが許可なくモデルの学習に使われないと公式ページに書かれています(2026年10月15日確認)。
- 社員がすでに無料版のChatGPTを使っていたら、まず何をすればいいですか?
- 研修を選ぶより先に、AIに入れてはいけない情報を決めて全員に配ることをおすすめします。個人情報保護委員会も2023年6月2日に、生成AIサービスの利用について注意喚起を出しています。研修は、決めたルールを全員に同じように伝えるために使います。
- 無料で受けられる生成AIセキュリティ研修はありますか?
- 商工会議所などが無料のセミナーを開くことがあります。入口としては役立ちますが、開催日に参加した人にしか届きません。後から入る社員や、当日に参加できなかった社員にも同じ内容を見せられる形を別に用意しておくと安心です。
- 助成金を使えば研修は実質無料になりますか?
- 実質無料になるとは言えません。人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース)は、中小企業の訓練経費の助成率が75%です(厚生労働省)。ただし支給は審査で決まり、訓練の前に計画届も要ります。「助成金が出なくても払う価値があるか」で選んでください。
まとめ|まず1枚のルールを決め、全員を動画型でそろえる
まず、社員がAIに入れてはいけない情報(顧客名・見積金額など)を自社の言葉で1枚に決めましょう。研修だけでは漏洩は防げません。無料版と法人向けプランでは入力データの扱いが違います。ChatGPT・Gemini・Claudeの有料プランを業務で使ってきた著者の立場からも、全員に広げる前に法人向けプランを検討してほしいと考えます。
次に、比較表から候補を2〜3つに絞ります。10〜30名なら、全員の基礎は人数で増えない動画型、深い演習は推進役だけ講師型にするのが目安です。
全社員がAI人材に。
- 動画1,000本超。基礎から営業・SNS・事務の実務活用まで
- 1アカウントで社員何人でも。24時間365日見放題
- 契約前に無料デモで実際の講義を確認できます


